お酒の強さはやはり遺伝なの?親が弱かったら子供の自分も飲めないのか!?
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飲み会で、始まりから終わりまで、
顔色も様子も変わらず、ずっとお酒を飲み続けている人ってみたことありませんか?
もしかして、あなたはそのような人ですか?
そんな人になりたかった!と私は思います。(笑)
やっぱりお酒飲める人はかっこよくみえますよね。
思い返してみると高校生くらいの時くらいから、お酒に興味を持ち始め、
自分はお酒が強いのか、はたまた全く飲めないのか気になったりしませんでしたか。
全く飲んだことがない高校生の自分は過度な期待をしていました。(笑)
有名人の酒豪伝説という特集をテレビで見ていて、自分もすごく飲めるんではないか、
そもそもただの水分みたいに見えて、飲めないほうがおかしいとも思っていました。
そのような中で、やはり出てくる話と言えば、
「親はお酒強いの?」という話だと思います。
お酒の強さは遺伝するという話はよく聞くと思います。
それでは実際は、お酒の強さは遺伝するのか、
それとも後天的なものなのかということを今回はお話していきたいと思います!
そもそもお酒が弱いってどういうこと?

「お酒が弱い」と一言で済ましてしまっていますが、
実のところ、複数の症状が「お酒が弱い」という言葉には含まれています。
まず、お酒による酔いには、判断力や運動機能の低下などがあります。
一方、少量で顔が赤くなる、動悸がする、気持ち悪くなるといった反応は、アセトアルデヒドを分解する働きが弱い体質と関係することがあります。酔いの強さと同じものとして考えないことが大切です。
次に思い浮かぶことと言えば、「悪酔いや二日酔いしやすい」ことです。
これは頭痛がしたり、お酒を飲んだ次の日にも気持ち悪かったりするあの一番嫌なやつです!
酔い、飲酒後の顔の赤みや動悸、翌日の二日酔いは、原因を一つずつの物質に分けて説明できるわけではありません。
アルコールは脳に作用し、判断力や運動機能などに影響します。
酔いの程度は、飲んだアルコールの量や速さ、体格、体調などによって変わります。
分解の速さだけで、自分が安全に飲める量を決めることはできません。
少量でも不快な反応が出る場合は、無理に飲み続けないでください。
アルコールの代謝には、主にアルコール脱水素酵素(ADH)が関わります。
ほかに、CYP2E1などが関わるミクロゾームエタノール酸化系(MEOS)という仕組みもあります。MEOSは一つの酵素の名前ではありません。
これらの働きで、アルコールはアセトアルデヒドに変わります。
アセトアルデヒドが厄介な物質でして、、、
アセトアルデヒドの影響は、飲酒後の顔の赤みや動悸、吐き気などと関係します。
ただし、二日酔いには睡眠の乱れや炎症、胃腸への刺激など、複数の要因が関わると考えられています。
翌朝に頭痛や吐き気があることだけで、アセトアルデヒドが体内に残っていると判断することはできません。
アセトアルデヒドを酢酸へ分解する働きには、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)が関わり、特に2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)が重要です。
ALDHには複数の種類があり、ALDH2の働きの違いは、飲酒後の反応に大きく関係します。
アルコールに対する酵素は全て遺伝なの?

ここでは、アルコールをアセトアルデヒドへ、さらに酢酸へと変える代謝の仕組みを見てきました。
その働きと、親から受け継ぐ遺伝子にはどのような関係があるのでしょうか。
アルコールの代謝に関係するADH1BやALDH2には、遺伝子のタイプによる働きの違いがあります。
特にALDH2の働きが弱いタイプでは、アセトアルデヒドの影響が出やすくなります。
ただし、お酒への反応には体格や体調なども関わるため、遺伝だけですべてが決まるとは言えません。
ALDH2の遺伝子のタイプは、両親から一つずつ受け継ぎます。
そのため、両親が「飲める」「飲めない」という見た目の情報だけで、子どもの遺伝子のタイプや反応を必ず予測できるわけではありません。
ALDH2には、働きが強いタイプ、弱いタイプ、ほとんど働かないタイプがあります。
働きが弱い人やほとんど働かない人では、少量でも顔の赤み、動悸、頭痛、吐き気などが起こりやすくなります。
症状の出方には個人差があり、周囲の飲める量を基準にしないことが大切です。
ですから、無理に飲ませることは絶対にしてはだめなことですね。
習慣的な飲酒によって、脳の耐性やCYP2E1などの働きが変わることはあります。
しかし、酔いを感じにくくなることや代謝の変化を、体質が改善して安全に飲めるようになった証拠にはできません。
飲酒を繰り返しても、受け継いだALDH2の遺伝子のタイプが変わるわけではありません。
飲む量を増やす練習は勧められません。飲めない人に飲酒を勧めたり、飲めるようになることを目標に無理をしたりしないでください。
お酒が弱いのは遺伝なの?のまとめ
今回、お酒の強さは遺伝するのかというテーマでしたが、どうでしたでしょうか。
アルコールの代謝には、ADH1BやALDH2などの遺伝子のタイプが関わります。一方で、飲酒後の反応には体格や体調なども関係し、親の飲める量だけで自分の体質を決めつけることはできません。
飲めないことや少量で不快になることを、努力不足と考えなくて大丈夫です。飲酒を重ねて体質を変えようとする必要はありません。
飲まない選択を伝え、アルコールのない飲み物で食事や会話を楽しむこともできます。自分の反応を確かめるために、無理にお酒を飲むことは避けましょう。
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