お酒が飲めない人でも挑戦したくなる作り置きおつまみの作り方3選

お酒が飲めない人にとって、お酒の席における
数少ない楽しみと言えば、やはりおつまみではないでしょうか？

お店での注文やテイクアウトはもちろんですが
もしも、これらおつまみを、自宅で手作りできたなら―
なんて考える人も、少なくありません。

そこで、こちらの記事では、下戸の人でも楽しく挑戦できる
作り置きおつまみの作り方を、全部で3つに分けてご紹介します。

お気に入りのおつまみが、常に自宅で楽しめるだけで
お酒以外のリフレッシュポイントになるので、ぜひあなたも
最後までチェックしてみてはいかがでしょうか？

作り置きできるおつまみの特徴とは？

おつまみに限らずとも、作り置きできる料理やメニューには
根本的に日持ちさせる上で、いくつかの条件が必要になります。

作り置きに向いた主な条件は、以下3つに絞られる
と言っても過言ではありません。

・素材やベースの食材そのものの消費/賞味期限が比較的長い
・砂糖やはちみつなどといった甘味料、またはオイルなどに漬けている
・1回で消費する量が多く、そもそもの保存期間が短く済む　など

下戸の人はもちろんですが、日頃からお料理をするのが好きな人でも
ぜひ覚えておきたいポイントの1つであると言えますよね。

おつまみや肴も、なるべく節約しつつ、でも美味しい食事をするのが
やはり理想的な形でもある昨今ー

では、どういった素材や食材が、作り置きに向いているのか
改めて確認していきましょう。

冷凍の場合: 下味を付けた状態で肉類・葉物野菜等が保存できます。
冷蔵の場合: トマトやにんじん、ピーマン、火を通したこんにゃくなど
加熱処理ができたものや、水洗いで済むものであれば、数日程度保存できます。

それ以外の場合: チーズや豆腐、クラッカーなどの食材であれば、基本的に
口を付けないものでカットし取り分けた上で、密閉性の高いタッパー等に入れ
随時、冷蔵、野菜室、冷暗所を活用しましょう。

下戸こそ知りたい作り置きおつまみの作り方3選

では、これら作り置きの基本的な前提や特徴を踏まえた上で
今回は、以下3つの作り置きおつまみをご紹介していきます。

応用が効くメニューもあるので、ぜひ今後のお酒のお供のみならず
メニューのバリエーションにも、活かしてみてはいかがでしょうか？

つくねの甘辛焼き

主な材料(2人分):サラダ油、万能ネギ、大根おろし(各適量)
つくねのたね: 鶏ひき肉(200g)、小麦粉(小1)、醤油(小1/2)、れんこん(約50g)
たれ: 料理酒・みりん・醤油(各大1と1/2)、砂糖(大1/2)、だし汁または水(大2)

主な下準備:
れんこん・・・皮を剥き、10分間水にさらした後
約5mmの輪切りにして水気を取り、粗めのみじん切りにする。

たれ・・・酒とみりんを小鍋で煮立たせた後
醤油、砂糖、だし汁を加えて混ぜる。

主な作り方:
れんこん以外のつくねの材料を混ぜ合わせ、粘り気が出始めたタイミングで
れんこんも加え、たねがまとまったら、4つのハンバーグ状に形作る。

フライパンでサラダ油を熱したら、間隔を空けてつくねのたねを置き
両面がこんがり焼けたら、キッチンペーパーなどで余分な油を拭き取る。

小鍋のたれを、フライパンのつくねに回しかけながら絡めて
5分程煮込んだら、お皿に盛り付け、残ったたれを回しかけ
大根おろしと万能ネギを添えて完成です。

ミニトマトのマリネ

主な材料(ミニトマト1パック程度):
ミニトマト(1パック)、オリーブオイル(大2)
料理酢(大1と1/2)、塩・砂糖・黒胡椒(各適量)

主な作り方:
オリーブオイル、料理酢、塩、砂糖を、タッパーやジップロックなど
密閉性の高い容器で混ぜ合わせておく。

ミニトマトのヘタを取り除いて、水洗いした後、丁寧に水気を拭き取り
1/2にカットしたら、調味料を混ぜ合わせた容器に入れて全体をならし
黒胡椒を振りかけて、冷蔵庫で半日〜置いて、完成です。

チーズアスパラ巻き

主な材料(約2人分): アスパラガス(3本)、スライスチーズ(好みの量)、塩胡椒(適量)
薄切り豚ロース(6枚〜9枚)、みりん・砂糖(各大1と1/2)、醤油(大1)

主な作り方:
アスパラガスの根元を折り、付近の分厚い皮のみ剥いたら
フライパンに収まるよう、1/2〜1/3を目安にカットする(そのままでも可)。

スライスチーズを1/2〜1/4程度にカットし、その上にアスパラガスを乗せ
薄切り豚ロースで全て巻いたら、塩胡椒で下味を付ける。

豚ロースの巻き終わりが下になるよう、油を敷いたフライパンに並べて
中火で焼きながら転がし、焼き色が付くタイミングで
みりん・砂糖・醤油を入れて絡め、一旦弱火で蓋をして1〜2分焼く。

たれが沸騰し始めたら火を止め、転がしてたれを絡めながら
余熱で加熱し、残ったたれや油分をキッチンペーパーなどで拭き取ったら
お皿に盛り付けて完成です。

お酒が飲めない人こそ作り置きおつまみを楽しもう

ここまでご紹介してきた、下戸の人にもオススメしたくなる
3つの作り置きおつまみの作り方について、少しでも
今後のヒントにしたくなる部分は、見つけられましたでしょうか？

おつまみを手作りで、しかも作り置きができるというのは
自炊派の人のみならず、お料理が苦手な人にとっても
むしろ効率的でハードルも低く感じられることが、よく分かりますよね。

誰に何を言われるでもなく、お気に入りの素材や味わい方を
ゆったり楽しめる、作り置きおつまみの数々―

お酒が飲めない人はもちろんですが、そうでないあなたも
気になるグルメや素材を探しつつ、ぜひ一度、おつまみやお酒のお供を
自宅で手作り・作り置きしてみてはいかがでしょうか？