美味しいお酒の嗜み方とは？〜下戸でも楽しいお酒の味わい方〜

下戸の人、いわゆるお酒が飲めない、あるいは体質的に弱い人にとって
お酒との付き合い方は、大きな課題であると言っても過言ではありません。

飲むことは好きなのに、同じようには飲めないー
この部分で悩みを抱える方は、決して少なくないもの。

そこで、こちらの記事では、そんな下戸の方を中心に
ぜひ知っておきたい、お酒の嗜み方をご紹介していきます。

適度なお酒の味わい方を知ることで、自分に合った
お酒との付き合い方を見つけるヒントにしてみてくださいね。

お酒の嗜み方とは？

そもそも、お酒やアルコールを嗜むための
厳格なルールや決まりは存在しません。

ですが、健康に気を遣いながら、なるべく体に負担をかけないために
押さえておきたいポイントは、いくつか存在します。

お酒・アルコールに耐性がある

大前提にはなりますが、アルコールアレルギーを持つ人は
原則として、飲酒できません。

たとえ極軽度であることが分かっているとしても
万が一のことを考えると、身内や余程信頼できる人がいる時以外は
まず飲まない選択をするのが最善であると言えます。

こうした部分から、まずは何よりもアルコールへの耐性がある
というのが、お酒を嗜む上での、最重要事項になります。

好きな種類やテイストを知る

では、アルコールに耐性があることが判明したとして
次いで大切なポイントとも言えるのが、好きなお酒の有無です。

全員がビールを頼むから、自分も必ずビールにしなければー
なんてルールに縛られてしまっては、楽しみも半減するもの。

また、お酒は麦や梅、ぶどうや炭酸などといった
原材料も関わってくるものなので、わざわざ苦手なテイストや
お酒を選ばないことも、押さえておきたいポイントになります。

食事の傍らに水と合わせて飲む

お酒が好きな人や、上戸の人ほど油断しがちな部分ですが
飲酒時こそ必ず空きっ腹を回避して、水分補給もしておきたいところ。

空腹のままお酒を飲むと、アルコールの吸収速度が速くなり
人によっては、二日酔いや吐き気、頭痛や立ちくらみが発症します。

居酒屋さんなどにあるお通しは、そうしたリスクを防ぐ目的もありますが
外飲み・宅飲みを問わず、まずはお腹をある程度満たしながら
お酒を嗜むべきであると言えます。

また、お酒を飲んでいる時こそ必要なのが、水分補給ですが
これは意外にも、お酒そのものやお茶では全く事足りないもの。

どうしてもお茶が良い場合は、温かいものを、お水の場合は
お酒と同量程度かその倍を目安にしておき、座りっぱなしを防ぐ意味で
定期的にお手洗いに行くことも、心がけておきましょう。

アルコールが抜けるまでの時間を知る

上記3つのポイントを踏まえた上で、お酒を嗜む際に
最も大切な部分になってくるのが、アルコールが抜ける時間を知ること。

お酒をよく飲むドライバーさんは、特に意識することですが
そうでない人でも、ぜひこのポイントは知っておきましょう。

一般的な成人であれば、ビールを2杯飲み終えると
そこから平均2〜3時間程度でアルコールが抜けることは多いですが
厳密には、年齢・性別・下戸や上戸など、体質によって異なります。

飲み過ぎて記憶が無くなったり、意外と酔いにくいことに気付いたりと
お酒と付き合う中で、人は様々な違いや変化を知るものですよね。

外飲み・宅飲みのどちらにも言えることですが、人間関係や
生活サイクルを極端に狂わせないためにも
アルコールがどの程度で抜けるのかの感覚を知っておきましょう。

下戸でもお酒は味わえる？

では、これらの嗜み方を踏まえつつ、下戸でもお酒を味わえるのか
という部分について、少し紐解いておきましょう。

結論から言えば、ずばり、たとえ下戸であっても
お酒を味わうこと自体は可能です。

重度のアレルギー持ちとなれば、話は変わりますが
そうでない場合、自分の体質や耐性を知るためにも
100mlなどの少量からであれば、お酒を味わうことができます。

とは言え、香りや味によって、好き嫌いが分かれるのは
何もアルコールに限った話ではありませんよね。

だからこそ、まずは自分の好きなテイストや風味のパターンを
モクテルなどを楽しみながら、探してみましょう。

モクテルとは、アルコールを使わずに作られる
ノンアルコールのカクテルを指しますが、昨今では
ファミリーレストランのドリンクバーでも展開されています。

モクテルであれば、ジンジャーエールやレモン・ぶどう・オレンジなど
アルコールを飲まずに、好きなお酒の系統を知ることができますよね。

この「好きな味・風味を知る」ことこそ、お酒を味わう際の
最初にして最大のハードルであると言えます。

下戸ならではのお酒の味わい方を知ろう

ここまでご紹介してきた、下戸ならではと言える
お酒の嗜み方・味わい方について、少しでも
参考にしていただけましたでしょうか？

お気に入りのお酒はもちろん、自分の体に合う種類のお酒を見つけることは
精神衛生上、1つの役割を果たすことにも繋がります。

飲み過ぎ・食べ過ぎには注意こそ必要ですが
下戸・上戸だから、お酒は控えなければならないというのではなく
あくまでも、お酒との付き合い方を、常に振り返りたいもの。

無理なく程良くをモットーに、ぜひあなたも
体と心が許す範疇で、気になるお酒を選んでみてはいかがでしょうか？