下戸こそ知りたい悪酔いのリスクが高いお酒について～市販酒編～

お酒が飲めない下戸の人にとって、悪酔いという存在は、ずばり
お酒を遠退ける最大の課題である、と言っても過言ではありません。

悪酔いのリスクを考えるだけで、飲み会はおろか、内輪飲みですら
若干の抵抗感を抱えることも、珍しくないものですよね。

そこで、こちらの記事では、そんな下戸の人にこそ知ってもらいたい
悪酔いするリスクが高いお酒を、ご紹介していきます。

自己防衛のみならず、周囲への思いやりとしても、十分に応用できる
1つの知識として、悪酔いしやすいお酒を知ることは大切なこと。

お伝えしていく市販のお酒から、まずは自分の体質に合わないものや
悪酔いする傾向の強いものを押さえつつ、ぜひ下戸のあなたこそ
今後のお酒との付き合い方に、活かしてみてはいかがでしょうか？

悪酔いのリスクが高い市販酒～炭酸無し～

まずは、炭酸を含まない市販のお酒から
悪酔いのリスクが高いものをご紹介していきましょう。

飲みやすさや、そのバリエーションゆえに
注意が必要なものとも言えるので、ぜひ今後のお酒選びの
ヒントにしてみてくださいね。

チョーヤ・さらりとした梅酒

下戸上戸を問わず、幅広い世代の人から指示される梅酒ですが
その飲みやすさのあまり、飲み過ぎてしまう人は少なくありません。

市販の梅酒の代表格であるチョーヤ梅酒は
ボトルから缶チューハイまで、振り幅が効いているのも
特徴の1つであると言えます。

下戸の人であれば、ロックで飲むことは無くとも
お湯割りや炭酸割りであれば、ある程度調整できる梅酒
だからこそ、気を付けるようにしましょう。

サントリー・ほろよいシリーズ

バリエーションの豊富さから、単独シリーズのファンも少なくない
ほろよいシリーズも、その飲み方は注意しておきたいところ。

中でも、炭酸を含まない、はちみつレモンやもも
ミックスフルーツなどといった、果物系のフレーバーは
特に飲みやすくなっていると言えます。

サワー系の炭酸入りが印象的な、ほろよいシリーズにも
シンプルな飲みやすさが特徴的な、炭酸無しのものもあるので
勢い任せにせず、ぜひ意識してみてくださいね。

悪酔いのリスクが高い市販酒～炭酸入り～

では次に、炭酸を含むスパークリングのお酒からも
悪酔いしやすいものをご紹介していきます。

炭酸ならではの爽やかさや、スッキリとした味わいが
良くも悪くも特徴的であると言えるので
ぜひこちらも、注意してチェックしてみてくださいね。

キリン・氷結ストロングシリーズ

サントリーのストロングゼロに次ぐ
ストロング系缶チューハイの代名詞ともなった
キリン・氷結ストロングも、注意しておきたいアルコール商品です。

ストロング系と呼ばれる缶チューハイの多くは
基本的に8％以上のアルコール度数が設定されているため
一般的な3％～7％前後のお酒とは大きく異なります。

ですが、このストロング系缶チューハイの多くは、前段階の商品が
既に展開されていることも多く、ボトルパッケージのデザインが
似通っている、というケースも頻繁に見受けられます。

キリンの氷結ストロングシリーズも、それに同じく
5％～の氷結シリーズと、デザインがほぼ同じであるため
間違えて購入しそうになる人は、意外にも少なくありません。

ベースに使われているお酒自体は、一般的な酒類と
大差ありませんが、悪酔いのしやすさや製造過程を含むコストは
異なるので、これらを購入する際は、慎重に判断しましょう。

コカコーラ・檸檬堂

ソフトドリンクのイメージが先行しがちな
コカコーラ社の檸檬堂だからこそ、悪酔いとは無縁
と思いたいところですが、こちらも注意しておきたいところ。

爽やかさとキレのある飲み口は、感覚として
前述したチョーヤの梅酒に近い飲みやすさを有している
と言えるのではないでしょうか？

また、本格派のレモンサワーを意識して製造されているため
上戸の人の中でも、檸檬堂はしっかり酔えるお酒
という認識が、一定数を占めているのも、背景の1つです。

檸檬堂そのものは、お店では缶チューハイとして陳列されていますが
塩やレモン果汁の追加、はたまた炭酸割りに至るまで
360ml～で、十分にアレンジが効くのも、特徴的なポイント。

アレンジできるから、と、勢いで購入しないよう
前後の予定や体調にも目を向けながら
実際に購入する際は、ぜひ気を付けて選ぶよう心がけましょう。

お酒が飲めない人こそ悪酔いしやすい市販酒を知ろう

ここまでご紹介してきた、お酒が飲めない人に知ってもらいたい
悪酔いするリスクが高い市販酒について、いかがでしたでしょうか？

なぜ悪酔いしてしまうのか、その根本や背景・原因となる
お酒の要素を知ることは、即ち自分の体を知ることにも繋がる
ということが、よく分かりましたよね。

慣れないお酒や、極端に度数の高いお酒を選ぶのは
もちろんリスクが伴うものですが、それ以外の部分であっても
注意・意識できるお酒選びの基準は存在するということ。

お伝えしてきた、悪酔いするリスクが高いお酒を
1つの指標にしながら、お酒が飲めないあなたならではの視点を
ぜひ大切にしてみてくださいね。