下戸の人の特徴とは？アルコール耐性のセルフチェックまでご紹介！

お酒が飲めない、いわゆる下戸(げこ)と呼ばれる人は
日本国内だけでも、一定数いらっしゃいますよね。

筆者もまた、以前はその下戸の1人でしたが、そもそも
そんな下戸の人には、どのような特徴があるのでしょうか？

あらゆる原因が考えられる部分ではありますが
こちらの記事では、下戸と呼ばれる人の特徴・傾向について
主なケースをご紹介していきます！

また、自分にアルコール耐性があるのか気になる方のために
セルフチェックの項目も、併せてご紹介していくので、ぜひあなたも
お酒への意識を知るヒントとして、確認してみましょう。

下戸と呼ばれる人の特徴・傾向とは？

下戸の特徴や傾向を知ることは、即ち自分自身、あるいは
身内が持つ身体的な特徴や傾向を知ることにも繋がります。

こちらでは、以下3つのケースに分けながら
それぞれの特徴・傾向を確認していきましょう。

遺伝によるもの

下戸の人に見受けられる、最も多い特徴の1つとしては
ずばり、遺伝的なものが挙げられます。

とりわけ、両親・親族にお酒が飲めない、お酒に弱い人が多い
というケースは、日本国内だけで見ても、決して少なくありません。

また、血縁者の中に1人でも、アルコールアレルギーを持つ人がいる場合も
そうした遺伝子を持ち合わせている可能性が、より高いと言えます。

生活習慣と性格によるもの

家族などの、親族・身内に関連する、下戸の人の傾向として
もう1つ挙げられるのが、本人の性格や生活習慣に起因するケース。

生まれ育った環境の中に、晩酌・飲み会・家族で行きつけの居酒屋さん
といった、上戸の人にありがちな経験や環境が無い人
あるいは無かった人も、いわゆる下戸に繋がる傾向にあります。

そのため、幼い頃からの生活習慣に「お酒を飲まない環境」があれば
「飲酒の必要が無い生活」は形成されます。

そうした背景を基に、性格的な部分と併せて、お酒が飲めない・苦手
という人もまた、一定数いらっしゃいます。

下戸に限らず、泥酔して恥をかいた経験などから
お酒が飲める人であっても、「失敗したくない」という気持ちから
あえて飲まない選択をする人も、意外に少なくありません。

自分のいる・いた環境や経験、成長の過程によっては
根本的なお酒への関心の有無の他、飲みたい・飲みたくない等
自分の意思から、下戸になる・なった人もいるということですね。

健康意識によるもの

昨今の飲酒事情から、最もその理由に挙げやすい傾向でもあるのが
健康意識・健康志向ではないでしょうか？

今まではお酒を飲めていたのに、ある年齢や時期から
極端にお酒が飲めなくなったり、アルコール耐性が弱くなった
と感じている人も、現代社会においては少なくありません。

病気で断酒して以来、急激に下戸になった人や、妊娠・出産を境に
お酒を離れ、気付くと下戸になっていた人、健康診断から
下戸であると判明した人などー

テレビやニュースでもよく見聞きする、健康面での理由もまた
下戸に通じる特徴・傾向になっていることが分かります。

アルコール耐性のセルフチェックとは？

では、実際に自分自身が、どれくらいアルコールに耐性があるのか
身近な人・大切な人に、そもそもアルコール耐性があるのかー

そうした不安を払拭するためにも、以下の方法で
ぜひセルフチェックしてみましよう！

セルフチェックの方法

〜簡易パッチテストの手順について〜

1. 一般的な手指消毒のアルコール(70％程度のエタノールなど)と
薬剤不使用のガーゼを使った絆創膏(またはガーゼとテープ)を用意する

2. 絆創膏のガーゼ部分、またはガーゼに
アルコールを2〜3滴染み込ませ、腕の内側に貼り付ける

3. 貼り付けてから約7分後に剥がし
以下3つの基準から、その赤みを確認する

①剥がした時点で赤みがある場合・・・耐性無、体質がお酒に合わない
②約10分後の時点で赤みが分かる場合・・・耐性弱、お酒に弱い体質
③特に赤みが無い場合・・・耐性有、飲み過ぎないよう注意が必要

この基本的なパッチテストは、まさに自分でできる
身近なセルフチェックの方法になっています。

飲酒には困らない耐性を持つ人はもちろん、お酒が飲めない人でも
容易に実践できるもの。

アレルギーではなくとも、改めて体質を知りたい人は
ぜひ1度、セルフチェックで確認してみてはいかがでしょうか？

下戸の人の特徴とアルコール耐性に学ぶこと

ここまでご紹介してきた、下戸の人にまつわる特徴・傾向と
押さえておきたい、アルコール耐性を知るためのセルフチェックー

どれか1つでも、今後の参考にしたくなる内容は
見つけられましたか？

大人の社会的背景を踏まえると、お酒・アルコールに関する
悩み事やストレスを抱える方は、たとえ下戸でない人であっても
常に一定数いらっしゃいます。

時代の変化と共に、そもそも自分自身が、アルコールへの耐性を
持っているのか否かによって、下戸としての過ごし方や
コミュニティーの選び方そのものも、千差万別になっている昨今。

ぜひあなたも、下戸の人の特徴や傾向を知った上で
ご自身のアルコール耐性を知る意味でも、改めて
ご紹介したセルフチェックをしてみてはいかがでしょうか？