下戸こそ知りたい悪酔いのリスクが高いお酒について～居酒屋編～

お酒が飲めない、いわゆる下戸と呼ばれる人にとって
本来悪酔いは、是が非でも避けたい事態であると言えますよね。

もし悪酔いのリスクが高いお酒だけでも、事前に分かれば―
そんな願望を抱く下戸の人は、決して少なくないもの。

そこで、こちらの記事では、そんなお酒が飲めない人にこそ
知ってもらいたい、悪酔いのリスクが高いお酒をご紹介します。

今回は、居酒屋さんで取り扱われていることが多いお酒の中から
とりわけ、悪酔いしやすいとされるものにフォーカスしてみました。

ご紹介していくお酒を、1つの指標にしつつ
ぜひあなたも、下戸ならではのリスクと楽しみ方を振り返る
きっかけにしてみてはいかがでしょうか？

悪酔いのリスクが高いお店のお酒～炭酸無し～

初めに、居酒屋さんやバーで注文する際に気を付けたい
悪酔いのリスクを伴うお酒の中から、炭酸が入らないものを中心に
以下2つ、ご紹介していきましょう。

名前は聞いたことがある、なんて人もいらっしゃいますが
お酒の特徴を押さえつつ、ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

ファジーネーブル

ピーチリキュールをオレンジジュースで割る
という、至ってシンプルな工程のファジーネーブルは
いわゆるカクテルの一種になります。

度数の平均は、約5～6度前後ですが
その穏やかな果物の風味が強く、飲み過ぎてしまう
という人が少なくありません。

また、オレンジ色の見た目が目を惹く
名前に合った雰囲気からも、ソフトドリンクの感覚に
陥りやすいのも、注意しておきたいポイント。

ピーチリキュールが使用されているものの
実際に注文する際は、頭の中で、オレンジジュースのお酒
と思い込んでおくようにしましょう。

カルーアミルク

お酒よりもカフェが好き、という人であっても
比較的その沼にハマりやすいのが、ずばり、カルーアミルク。

前述のファジーネーブル同様、こちらも定番カクテルの一種ですが
注目すべきは、アルコールの存在感の無さです。

一般的なお酒であれば、本来はアルコール特有の鼻をつく匂いを
伴うものですが、カルーアミルクは、その匂いや風味が極端に弱く
酔いやすい人ほど、酒気に気付きにくい、という特徴があります。

カフェラテやコーヒーに近い感覚で飲めるからこそ
居酒屋さんのメニュー掲載や、飲み会で注文する人こそ少ないものの
バーなどで注文する際は、ぜひ気を付けておきましょう。

悪酔いのリスクが高いお店のお酒～炭酸あり～

では次に、お店のアルコール商品の中でも
炭酸を含む悪酔いしやすいお酒に、フォーカスしてみましょう。

こちらも、以下大きく2種類に分けてご紹介していくので
ぜひチェックしてみてくださいね。

ハイボール

お酒好きの中でも、好みがわかれるハイボールは
一般的にダイエット向きのお酒としても知られていますよね。

ですが、そんな健康志向の味方でもあるハイボールだからこそ
やはりお店によっては、悪酔いしやすいお酒の1つになり得ます。

ハイボールは、お店で提供されるお酒の中でも
比較的アルコール度数が高いものに部類されることが多く
その分、酔いやすさと満足感を得やすいとも言えます。

健康を意識して選びたいお酒だからこそ
そのリスクを踏まえながら、唐揚げなどのたんぱく源も
きちんと押さえつつ、無理なく飲むことを心がけましょう。

サワー

意外性という意味では、サワー系のアルコールドリンクも
実は酔いやすいラインナップであると言えます。

レモンやグレープフルーツ、ライムやパイン、キウイなど
比較的スッキリとした飲み口が印象的な、フルーツ系が揃うサワーは
今や女性のみならず、男性にも支持を得ているお酒の1つですよね。

一方、居酒屋さんなどのお店で提供されているサワーの多くは
その平均度数が、約3～5％前後になっているのが、最大の特徴です。

度数そのものが、市販のお酒に比べると
若干低めに設定されているからこそ、油断しがちになり
悪酔いを誘発しやすい、というのが最大の盲点になっています。

感覚的には、3％のサワーを飲んでいても
体感的には、ビール同等のお酒を飲んでいる状態をイメージすると
そのリスクが、より分かりやすいのではないでしょうか？

サワーも、上手に飲めるようになれば、1杯で十分に楽しめるので
実際に注文・飲酒する時は、体調や周囲の環境を考慮しつつ
不安があれば、お店の人にも確認するようにしてみてくださいね。

下戸の人こそ悪酔いのリスクが高いお店のお酒を知ろう

ここまでご紹介してきた、お酒が飲めない人こそ知っておきたい
悪酔いのリスクを伴うお店のお酒について
少しでも、今後の参考にしていただけましたでしょうか？

飲酒そのものが、本来リスクを伴うものである
というのは大前提としつつ、その上で、酔いやすいもの
悪酔いしやすいものは、ある程度まで押さえられるということ。

自分自身の身を守る意味ではもちろんのこと
万が一の時でも、焦らずに落ち着いてお酒を選ぶことで
最悪の事態を、極限まで避けることはできます。

こちらでご紹介してきた、悪酔いしやすい居酒屋さんのお酒を
きちんと確認しつつ、ぜひあなたも、下戸の目線を守りつつ
お酒との付き合い方を振り返ってみてくださいね。