お酒が飲めない！上手なお酌の断り方とは？

飲み会で、乾杯の前後に行われることは、挨拶・乾杯の一声はもちろんですが、
流れの1つとして行われるお酌です。

日本社会では、おもてなしの心があり、お酌を行います。

　

　

お互いにお酒が飲める人同士ですとこのお酌も気持ちの良いものになりますが、
一方で下戸（お酒が飲めない人）がいるとどうでしょうか。

　

　

お酒が飲めないとお酌をするばかりで、たとえ受けたとしても、
「一瞬、口にする」ばかりかもしくは、相手からのお酌を断り切れずに注がれてしまい、
「口をつけずにそのまま置いてしまう」なんてことも。

　

　

下戸（飲めない人）を理解していない人は、
何だ、口をつけずにそのまま置いてしまうなんて失礼だなと、
飲み会の場でも人間関係に支障をきたしてしまいますね。

そんなお酒が飲めない人の上手なお酌の断り方について紹介します。

　

　

お酌とは

　

　

「お酌」とはお酒を注ぐことを意味しています。

日本では、お酒を酌み交わす風習があり、現在でも、飲み会の場でも当たり前のようにします。

　

　

「お酌」は、目下の人から目上の人へ。

接待をする人から接待を受ける人へ。

また、女性から男性へ「お酌」をします。

　

　

いずれも目的は、互いの親交を深めたり、日ごろのお礼などの意味合いもあります。

また、お酌は、ビール、ワイン、日本酒などでお酒によってお酌の方法は異なります。

　

　

お酌の上手な断り方

飲み会そのものを欠席

第一にお酌をされる場に行かないこと、つまり飲み会に参加しないことです。

飲み会に行くと必ずお酌はされます。

その飲み会に参加しないことです。

　

　

飲み会に参加しない理由として「今日は、家族の記念日で・・・」、一人暮らしだとしても、
「習い事や資格試験が近くて」「はらあたり」などと理由をあげることです。

ただし、理由を言う前に「声をかけて頂いたのに残念です」という一言。

この一言の上で理由をお伝えしましょう。

　

　

相手にもあなたに参加してほしいという気持ちがあります。

その気持ちをきちんと受け止め、応対しましょう。

　

　

飲み会に参加したうえで

しかし、何度も飲み会そのものを欠席するわけにはいきませんね。

飲めないのに飲み会に参加しなければならない場や雰囲気の時ありますね。

お酌の上手な断り方を3点紹介します。

　

　

1点目は、お酌の時にお酒を飲まないのでなく、「飲めない」と主張すること。

学生時代にあなたがお酒に酔い「周りに迷惑をかけた」、
少し話を盛って「1人で帰ることができず、警察にお世話になった」等、
幹事や参加する人に話をすることです。

　

　

そうするとあなたの周りにいる参加者は、
この人はお酒が飲めない人なんだとお酌をすることも避けます。

また、店員さんに予め、お酒は飲めないことを伝えておくと、
味方1人いるだけでも注文の受け答えも変わるものです。

　

　

2点目は、お酌をされる前に、こちらが主導権をとることです。

職場によっては、上司が後輩にお酌をすることが好きな人もいますが、
先に相手にお酌をすることです。

「いつもお世話になっております」等々言いながらお酌をします。

　

　

今度は、相手からお酌をされそうになったときは「私のお酒はこちらですよ」と、
相手がお酌しようとしているお酒と本来あなたが飲む飲み物を、
「まぁまぁまぁ」といいながら、さりげなく交換し、
本来、あなたが飲んでいる飲み物で注いでもらうことです。

　

　

これはお互いに好きなものを飲めることで「win-win」になります。

　

　

3点目は、お酒を飲まなくても楽しんでいることです。

お酒を飲まなくても飲み会の場、お話が楽しいんですとアピールしたり、
一緒に話をすることでお互いに楽しむことで、
その場の飲み会を乗り切ることもできことができますね。

　

　

お酌の断り方NG

　

　

お酌の断りでこれはやってはいけないことは、
お酌の際に不愛想な表情で「いらないです」と言うこと。

特に目上の人からのお酌は、酔っているからお酌をしているのではなく、
「いつも頑張っているな」「これからも頑張れ」といった意味合いでのお酌もあります。

　

　

行きたくない飲み会に仕方なく参加する場合や飲めないといった場合でも、
不愛想な表情で断るのはやめましょう。

相手の気持ちを受けないことから、人間関係に悪影響を及ぼしてしまいます。

　

　

こういった場合は、自分が飲んでいるのをぐっと飲み干したり、
逆にあなたが「お酌をいたします」と代わるとお互いの関係も良いものに繋がります。

　

　

お酒が飲めない！上手なお酌の断り方のまとめ

お酌の上手な断り方を紹介しましたが、お酌の断りも冗談を言って乗り切れる場合もあれば、
半ば強引にお酌を受けたりする場合もありますが、
いずれも一緒にいる場、時間を楽しむ気持ちが大切です。

　

　

目の前のいる人、いつも関わっている職場の人と楽しく飲み会をしようとする気持ちがあれば、
お酌も自然と上手に断れます。

くれぐれも頭でっかちになってあれこれ考え、
断ることばかり考えていると上手くいかないものです。