下戸の人こそ行ってみたくなるお酒のことを学べる場所とは？

お酒が飲めない下戸の人であれば、何か1つでも
お酒を楽しめるきっかけや学びの場があれば―
そんな憧れを抱いた経験がある人は、少なくないですよね。

たとえたくさん飲めずとも、少しくらい、あるいは人並み程度には
お酒を嗜めるようになりたいと思うのは
人との関わりが増える社会人なら、自然な現象とも言えます。

そこで、こちらの記事では、そんな下戸の人でも行ってみたくなる
お酒のことを学べる場所について、ご紹介していきます。

旅行や観光でさえ、下戸というだけで、きっかけがなければ
立ち寄ることも難しい、お酒にまつわるスポットの数々。

今回は、以下4ヶ所に分けてお伝えしていくので
これらの学びの場所を、お酒との付き合い方のヒントにしながら
ぜひあなたも、下戸ならではの楽しみ方を、探してみてくださいね。

お酒を学べる場所〜東北・関東エリア〜

まずは、東北・関東エリアにおける
お酒のことを学べる場所について、ご紹介していきましょう。

こちらでは、以下2ヶ所について、紐解いていくので
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

宮城県・ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸留所

お酒に強い、いわゆる酒豪と呼ばれる人も多い東北地方からは
宮城県仙台市にある、ニッカウヰスキー仙台工場宮城峡蒸溜所を
ご紹介していきます。

ニッカウヰスキーの仙台工場における、最大の学びポイントは
ずばり、予約制の無料見学ガイドが展開されている点です。

広瀬川と新川、2つの贅沢な清流を抱える仙台工場では
ニッカウヰスキーの原点・北海道余市の工場とは
異なる方式で蒸溜されているのも、特徴的な見どころ。

また、下戸の人でも比較的馴染みのある
チューハイの原材料に使われるのが、ウイスキーであることが多いのも
ニッカウヰスキー仙台工場を楽しみやすくなるポイントです。

予約するイベントや企画の内容次第では
自分に合ったお酒を作ってもらうことまでできるので
気になる人はぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか？

埼玉県・秩父錦酒づくりの森

埼玉県を代表する地酒・秩父錦にまつわる、お酒の学び舎
酒づくりの森は、1年を通して、お酒が好きな人も、そうでない人も
行きたくなる、四季の魅力が詰め込まれた場所になっています。

270年にも及ぶ、秩父錦の酒づくりの歴史はもちろんですが
注目すべきはその展示構造で、酒造工場と併設された形で
お酒づくりの資料や、物産館を巡り歩くことができます。

お酒の仕組みを学べるのみならず、物産館に焼酎の試飲コーナーが
設けられている他、アイスクリームも購入できるので
お酒が飲めない人がゆったり見て回れるのも、大きなポイント。

また、四季折々の変化を、より体感できるのも
酒づくりの森における、大事な見どころの1つです。

穏やかな秩父錦の風味と香りに包まれながら、埼玉県の
四季の移ろいを楽しめる、秩父錦酒づくりの森で
ぜひあなたも、有意義な時間を過ごしてみてくださいね。

お酒を学べる場所〜関西・九州エリア〜

次に、西日本は関西・九州エリアにフォーカスを当てながら
お酒のことを学べる場所についてご紹介していきましょう。

こちらも、以下2ヶ所に分けてお伝えしていくので
ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

京都府・月桂冠大倉記念館

日本国内でトップクラスの酒処として知られる、京都府の伏見区には
日本酒の代名詞・月桂冠の歴史や酒造工程を学べる
月桂冠大倉記念館が展開されています。

日本酒と聞くと、下戸の人には縁遠い存在にも感じられますが
実際はその真逆で、下戸だからこそ、出逢うチャンスの無い
酒蔵を巡り歩けるのが、月桂冠大倉記念館における、最大の楽しみ方。

また、映像展示や資料展示、用具や井戸・中庭といった
酒蔵ならではの現場の様子を、とことん学べるのも
オススメしたくなる見どころです。

お酒が飲めない人が行くには、敷居が高そうに思えますが
京都という土地柄、観光客の中には、当然マイカーで訪れる人も
一定数いらっしゃるのが、心強いポイント。

また、この月桂冠大倉記念館は、売店のみを利用する場合
入場料が無料なので、酒蔵見学が不安な人は、まずお土産売り場で
日本酒のスケールや原材料を活かしたお菓子をチェックしてみてくださいね。

宮崎県・霧島ファクトリーガーデン

お酒好きに知らない人は居ない、芋焼酎の名酒・黒霧島でお馴染み
宮崎県の霧島酒造が手掛ける、霧島ファクトリーガーデンは
子連れのファミリー層にも人気の観光スポットになっています。

酒造工程を見られる工場見学はもちろんですが、特筆すべきは
お酒造りに使用される、お水とさつまいもの試食ができること。

また、芋焼酎を実際に試飲しなくても体験できる
効き香りが楽しめるのも、大人の好奇心がくすぐられる
大きなポイントではないでしょうか？

霧の蔵ベーカリーでは、自社の発酵技術をフル活用し
酒造りで生まれる焼酎粕を上手に使った、オリジナルのパンを
食べられるのも、下戸の人にとって、嬉しい魅力の1つですよね。

お土産売り場を兼ねたブルワリーでは、その地で生まれた芋焼酎の他
原材料を使ったカステラなどの焼き菓子が購入できます。

お酒を楽しく学ぶ上で必要な魅力や面白さが
随所に詰め込まれている、霧島ファクトリーガーデンを
ぜひあなたもチェックしてみてはいかがでしょうか？

下戸の人こそお酒を学べる場所に行ってみよう

ここまでご紹介してきた、お酒が飲めない人こそ行ってみたい
お酒のことを学べる場所について、少しでも
今後の参考にしたくなる内容は見つけられましたでしょうか？

今回は、東北・関東・関西・九州の4つのエリアに分けてみましたが
それぞれに異なる楽しみ方・学び方を
体験できることが、よく分かりますよね。

本格的な酒蔵巡りではないからこそ、お酒が好きな人はもちろん
そうでない人も、ゆっくりお酒の世界を学べる、観光地の数々―

こちらでお伝えした、お酒のことを学べるスポットに焦点を当てながら
ぜひ下戸のあなたも、大切な人と一緒に
お酒の魅力を知る旅に出てみてはいかがでしょうか？