下戸の人でも知りたくなるお酒や飲酒にまつわるアイテムをご紹介

お酒が飲めない下戸と呼ばれる人たちが
お酒や飲酒にまつわるアイテムについて知る機会は
意外にも少ないのではないでしょうか？

名前だけ知っているものや、飲酒時のアイテムは
ある種の教養として、下戸の人でも知っておいて損は無いもの。

そこで、こちらの記事では、そんな下戸の人にも知ってもらいたい
お酒・飲酒にまつわるアイテムについて、ご紹介していきます。

知っているのと知らないのとでは
お酒の席や飲みの場における、人との付き合い方や立ち回り方も
少しずつ変わってくる、お酒にまつわるアイテムの数々―

お伝えしていく内容を、1つのきっかけにしつつ
ぜひあなたも、お酒が飲めない人ならではの視点を大切に
最後までチェックしてみてはいかがでしょうか？

お酒にまつわるアイテムとは？

そもそも、お酒にまつわるアイテムと一口に言っても
そこにはどのようなものがあるのかー
そこから紐解いていく必要があります。

まずは、以下2つのアイテムについて、そのバリエーションや
使用目的と役割を、ご紹介していきましょう。

デキャンタ（デカンタ）・カラフェ

何となく聞いた記憶がある、なんて人も少なくないデキャンタと
あまり聞き馴染みのないカラフェー
これらを分かりやすい名前にすると、お酒専用ボトル、と呼べます。

お酒の中でも、とりわけワインを注ぐ際に
用いられることが多いデキャンタは、蓋が付いていることが多く
その工程は「デキャンタージュ」と呼ばれています。

デキャンタの本来の目的は、渋さや苦みなどが目立つワインを
まろやかな味わいにしたり、香りに幅を持たせる、というもの。

一方のカラフェはというと、お酒を酸化させる役割が主であり
ホテルレストランのブッフェなど、お店や環境によっては、カラフェで
オレンジジュース等のソフトドリンクが提供されることも珍しくありません。

デキャンタ・カラフェは、ともに100円ショップでも購入できるので
下戸ではあるものの、ワインに少し興味がある、という人は
お酒を飲みやすくする意味でも、ぜひ検討してみてくださいね。

シェイカー

下戸の人であっても、バーテンダーがお酒を作る際
両手でシャカシャカと振っているシルバーのカップやタンブラーを
ドラマや映画などで見たことはありませんか？

主にバーなどで見受けられる、あのカップの正体こそが
いわゆるシェイカー（カクテルシェイカー）です。

シェイカーとは、ずばり、お酒とお酒をミックスさせる
カップ・タンブラーのことを指します。

ステンレス製のものが一般的なシェイカーは、カクテルシェイカー
と呼ばれることも多く、お酒同士がより均等にきれいに混ざるよう
中にバネが付随しているものも、珍しくありません。

プロテインの場合、プラスチック製のタンブラーであることが多い一方
デリケートなアルコール類を混ぜる際は
このステンレス製のシェイカーが、一般的であると言えます。

また、昨今の時流に則り、ノンアルコールのものであっても
このステンレス製のシェイカーを使って
オリジナルドリンクが作られるケースも増えています。

こちらも、デキャンタ同様、100円ショップで購入できるので
気になる方はぜひ、チェックしてみましょう。

飲酒時にまつわるアイテムとは？

では、実際の飲酒時に用いられることが多いアイテムについても
併せて確認しておきたいところですよね。

こちらも、同じように以下2つをご紹介していくので
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

チェイサー

デキャンタ同様、お店で耳にすることが多いチェイサーですが
こちらはいわゆるお水（お冷）やお茶として、認知されています。

ですがこのチェイサー、実はお水だけのことを指しているのではなく
厳密には、お酒とお酒の小休憩に飲まれるドリンク
という意味になります。

ワインやウォッカ、ウィスキーなど、アルコール度数が極端に高いお酒の場合
お水やお茶が同時に出されることは、決して珍しくありません。

そうした場面で提供される、お酒以外のドリンクが
チェイサーであると言えます。

言い換えれば、お酒とソフトドリンク、お酒とコーヒーや
ノンアルコールを注文することは、れっきとしたチェイサーと呼べるので
実は下戸の人ほど活用しやすいものであることが分かります。

悪酔い防止の観点からも、チェイサーは上手に活用したいところですが
海外の場合、国によってはチェイサーの方が度数の高いお酒を
出されることもあるので、その際は十分に注意しておきましょう。

マドラー

飲酒に限らず、コーヒー・紅茶などでも使われることが多いマドラーとは
お酒やドリンクを自力でかき混ぜるスティック（スプーン）のこと。

昨今は、コンビニコーヒーのドリップコーナーにも
備品として提供されており、名前を目にするだけであれば
下戸の人でも認知しているケースは、少なくありません。

ただし、お酒の場面でもマドラーが使われることに
意外性を感じる人は、一定数いらっしゃるのではないでしょうか？

ハイボールやカシスオレンジ、ファジーネーブルなど
かき混ぜる回数や力加減で味わいが異なるお酒については
おおよそこのマドラーが付いてくると言えます。

また、マドラーとストローで、ノンアルコールとアルコールを
見た目で判断する印として活用されていることも、実は珍しくありません。

実際にお酒の席や飲みの場に参加する際の、1つの見どころとして
気になる方はぜひ、チェックしてみてくださいね。

下戸の人こそお酒とその周辺を知ってみよう

ここまでご紹介してきた、下戸の人でも知っておきたい
お酒や飲酒時に伴うアイテムについて、少しでも
今後の参考にしたくなる内容は、見つけられましたでしょうか？

日常的に耳にするものの名前から、下戸にとってはマイナーなアイテムまで
お酒にまつわるものの目的を、改めて知ることができましたよね。

お酒が飲めない、あるいは飲まない人であれば
本来知らなくても支障が無い部分だからこそ、それらを知ることで
教養や知性から、周囲とのコミュニケーションを円滑にできるということー

こちらでお伝えしてきた、お酒にまつわるアイテムを筆頭に
ぜひあなたも、下戸ならではの感性・視点をフル活用しながら
お酒の場を楽しんでみてくださいね。