下戸の人こそ知っておきたい自分に合ったお酒の作り方とは?
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下戸と呼ばれる、お酒に弱い人たちにとって、自分に合うお酒を見つけるのは
時として、少々ハードルを感じてしまうものですよね。
体質を知ったうえで、無理なく、自分の好きなお酒を探すと
それだけで、時間がかかってしまうもの―
そこで、こちらの記事では、そんな下戸の人にこそ知ってもらいたい
基本的なお酒の作り方について、ご紹介していきます。
梅酒など、一般的なアルコールを、より身近に感じてみる意味でも
ぜひ、最後までチェックしながら、今後のお酒との付き合い方に
活かしてみてはいかがでしょうか?
下戸でもお酒を作れる?
そもそも一般的に、お酒を作れるのはバーテンダーさんや酒造メーカーなど
いわゆる正式な製造元であると言えますよね。
事実、酒税法の下、厳密なルールは存在しており
迂闊にお酒を作ろうとすると、すぐに違反してしまう
なんてケースは、意外にも珍しくありません。
ですが、逆に言えば、きちんと最低限の決まり事さえ守れれば
下戸・上戸を問わず、お酒を自作できる、ということにもなります。
前提となる条件には、以下の2つが挙げられるので
事前にこれらを確認しておきましょう。
① 梅などの果実を漬け込むお酒のアルコール度数が20%以上
② 作るお酒のアルコール度数が1%未満
①については、アルコールに含まれる酵母菌の発酵がこれ以上進まない
お酒・リキュールであれば、問題ないという事。
即ち、漬け込むお酒のアルコール濃度が20%以上であれば
それを原酒として、随時炭酸や水・お湯で割ること自体は
問題無いということですね。
②については、作ったお酒のアルコール度数が1%未満である場合は
そもそも酒類として振り分けられない、という事になります。
こうしたポイントを、把握できているか否かによって
お酒の自作に対するハードルも、大きく変わってくるものー
では、これらのポイントを押さえた上で、主に下戸の人が
実際にお酒を作る方法について、ご紹介していきましょう。
自分に合ったお酒の作り方
前述の通り、原則としては、1%未満のお酒であれば
自宅や個人で作るのに、何ら問題はありません。
昨今では、クラフトビールやワインの自作キットなるものも
比較的容易に手に入れやすくなりましたが、これらも大前提として
酒税法の基準に従って販売されており、度数は1%未満にするのが原則です。
今回は、下戸の人でも比較的飲みやすく、じっくり時間をかけて楽しめる
梅酒の作り方について、ご紹介していきましょう。
材料・道具・下準備
材料:青梅(1kg)・氷砂糖(500〜800g)・ホワイトリカー(1.8L)
道具:果実酒用の容器(4Lサイズ)・竹串(強度のあるもの)
下準備:梅は、しっかり水洗いしてから布巾で拭くか乾かし
竹串でヘタを取り除いたら、冷凍しておく。
容器と蓋は、使うお酒を回し入れながら消毒する。(熱湯も可)
梅酒の作り方
1. 冷凍した梅を容器の底に敷き詰め、その上から氷砂糖と梅を
交互に重ねながら入れる。
※ 氷砂糖は、甘さを抑える場合は500g、甘さが欲しい場合は800g
2. ホワイトリカー(焼酎)を回し入れながら、全体を浸す。
※ この時に使うお酒は、ホワイトリカーに限らず
ブランデーやウォッカなど、度数20%以上のお酒を選ぶこと
3. しっかりと蓋をしたら、低温の暗い場所で保存し
定期的に氷砂糖を馴染ませる意味で、週2〜3回程度、容器を傾ける。
4. 漬け始めて3ヶ月頃を目安に、徐々に飲みやすくなっていくので
半年〜1年を目処に、自分の好きな頃合いを楽しみながら、少しずつ味わう。
5. 梅そのものは、長く漬け過ぎると、苦味の原因になるので
さっぱりした味わい、まろやかな風味を邪魔しないためにも
1〜1年半を目処に取り出す。
梅酒の楽しみ方
このように、自作した梅酒こそ、まさに
長期間に渡って楽しめることが分かりましたよね。
これらを原酒として、3ヶ月目以降は、炭酸やお湯で割りながら
飲酒直前で度数を下げるだけなので、1度作ってしまえば
非常にコストパフォーマンスも良くなると言えるのではないでしょうか?
下戸の人にとって、お酒を自分で作ることは
お酒との付き合い方を学ぶきっかけにもなるものー
ぜひあなたも、梅酒の作り方を押さえてみてくださいね。
下戸だからこそオリジナルのお酒を生み出せる
ここまでご紹介してきた、自分に合うお酒の作り方について
少しでも、今後のヒントにしたくなる内容は、ありましたでしょうか?
下戸だからこそ、本来自分の体質に合うお酒やドリンクは
なるべく自分でも作れるに越したことはありませんよね。
変な緊張感を抱えながら、飲酒がストレスになるよりも
気兼ねなく、いつでも自分の好きなお酒を作れるというのは
意外にも、下戸・上戸を問わず支持されるお酒の飲み方と言えます。
こちらでお伝えした、お酒の作り方をチェックしつつ
ぜひあなたも、自分に合ったお酒の嗜み方を、探しみてくださいね。
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